春好万流
社長の後藤康策氏
「君の心を前方に投げうって 走ってそれを受け止めよ」をモットーに
世界に日本の美術・工芸作家を紹介し続けてもうすぐ30年

ジャパンアーツ株式会社

百貨店個展の仕掛人。
芸術家と市場を繋ぎ続けてはや28年。

白金は県知事公舎向かいに、玄関横に陶磁器やガラスなどの美術工芸品が並んだ、ジャパンアーツのビルはあります。

1977年に創業したこの会社は、いわば美術工芸のコーディネーター。有能な作家を売り出し、市場の情報を作家に伝える橋渡しをしている会社です。「芸術家だって、売れなければ次の作品を作れません。知られざる名工を発掘するのも重要な使命」と、春吉生まれ、春吉育ちの後藤フサエ専務は話します。有名無名に関わらず、良いものを広く紹介するために、百貨店などでの個展を企画するのが主な活動。

気品ある、穏やかな笑顔が魅力的なこの女性は、「利益団体ではありますが、わたしたちはこの仕事にプライドを持っています」と少女のように瞳を輝かせていました。

取材:牛島 彩(re+word) 撮影:比田勝 大直



全社員が日々審美眼を磨きながら、日本中の隠れた名工を探し、情報を集めています。静かながら笑顔と活気に溢れたオフィスでした。
(手前右端が後藤専務)
市川龍仙作『色絵水仙菊雪輪文鉢』
江戸時代から続く色鍋島の伝統を忠実に守る作家です。
市川氏は、鍋島藩の藩窯の末裔。

中村信喬作『夢路』。
中村氏は今や押しも押されもせぬ大家。
国立博物館には彼の手になる山笠が飾られています。
 

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