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晴好ニューフェイス

春吉には毎年新しいお店が数多くオープンしています。
その中でも特に元気で魅力的なお店を晴好の新しい仲間として紹介していきます。

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タイ古式マッサージ「サバイ・チャイ」


手づくりの看板が目印。


「最初に足裏をマッサージすると、体のどの部位が悪くなってるのかがわかります」とジェーンさん。

 ジェーンさんのご主人は毎日のように病院に通っていた。風邪をひいたり、関節痛になったりと症状は様々だったが、医者に診てもらっても一向に良くならない。「どうすればこの人の体調が治るのだろう」。悩む日々が続いた。ふと、マッサージ師の祖母を思い出した。正式に教わったことはなかったが、いつも祖母がマッサージをしているのを傍で見ていたので、なんとなく手順は分かる。見よう見まねでご主人に施してみた。すると、驚くことに、病院に行っても治らなかった体調がみるみるよくなったのだ。

「母国のマッサージがこんなにすごいなんて!」


丁寧に、時間をかけてマッサージを施してくれるのでついウトウトしてしまうお客も…。

  感動したジェーンさんは、それまで勤めていた旅行ガイドの仕事をやめ、タイのマッサージ学校に通い始めた。今から6年前のことだ。

  学校では、3カ月間、足つぼやオイルマッサージなど、ありとあらゆるマッサージ技術を学んだ。卒業後は東京に行き、経験を積むために5軒のマッサージ店で働いた。自分の店を持ったこともある。

 


明るい笑顔が印象的。「男性も女性も気軽に立ち寄ってくださいね」。

 そして4月に古式マッサージ「サバイ・チャイ」を春吉でオープンしたのだ。

場所は、老舗居酒屋「はかたっ子」の2階。扉を開けるとジェーンさんが笑顔で出迎えてくれる。

  すぐにはマッサージをせず、まずは問診表に自分の体調を記入。それに見合ったマッサージを施してくれるのだ。足つぼマッサージには、嗅覚と視覚の両方で楽しませてくれる花やライムを浮かべたりと、女性ならではの気遣いが嬉しい。

  マッサージは30分3,000円からコースを用意。施術を終えて帰宅する頃には、誰もが「首のこりが取れた」、「明日からまた頑張れそう」などと笑顔になっているのが印象的だ。

  「店名の“サバイ・チャイ”はタイ語で『幸せ』や『心地のいい』といったことを意味します。私のマッサージで、心から元気になってもらいたくて名づけました」。

  笑顔で語るジェーンさんの将来の目標は「漢方薬を使った料理を提供するマッサージ店を母国で開くこと」。

  夢が本当になるよう、ジェーンさんは今日も春吉の地で人々の笑顔のため、働いている。

 

(文/内川美彩(株式会社チカラ) 写真/比田勝 大直)

店舗情報

◆タイ古式マッサージ「サバイ・チャイ」

住所/福岡市中央区渡辺通5-15-8 8639ビル2F

電話/080-3954-3988

営業/10:00〜23:00

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