
[プロジェクト概要] ▶「もう知ってる!」という方は、「晴好03について」からどうぞ!
まちがつくったオリジナルの日本酒って?
福岡市中央区・はるよし。九州随一の繁華街・天神に隣接しており、碁盤の目のように張り巡らされた細い路地にはこだわりの飲食店たちが軒を連ね、大人たちが集う「美食のまち」として知られています。
私たち「NPO法人はるよし」は、この町に残る人の繋がりやアナログ感が大好きで、この地域の魅力を広く伝えるために、かれこれ20年近く「晴好夜市」や「晴酒はしご」「劇団晴好」など、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。そして2019年、「これまで築いてきた縁を紡ぐ、まちならではの商品をつくりたい」と立ち上がったのがオリジナルの日本酒づくり。名付けて、酒「晴好 Haruyoshi」プロジェクトです。
▶酒「晴好 HARUYOSHI」ストーリー Vol.1 NPO法人はるよし 編
酒米「山田錦」を育てる糸島の農家さん、福岡県の酒蔵さんとタッグを組み、この「はるよし」に似合う酒をみんなでつくる。田植えも稲刈りにも参加して、お酒づくりの過程もじっくり見届ける。たくさんの人とストーリーを共有し、まちおこしをしながら福岡の日本酒の魅力を伝えていきたい。そんな想いで始動し、2020年には酒「晴好」プレ版、2021年に01、2022年に02を生み出しました。
手探りではじめたプロジェクトでしたが、農家さん、酒蔵さん、NPOメンバーをはじめ、酒屋さん、飲食店、そしてこのお酒を手にとってくださったみなさんの支えがあって、続けてこられたことに深く感謝しています。本当にありがとうございます!


すごいとよ。糸島の酒米
福岡県西部に位置する糸島市。観光地としても人気のこの地域が、実は酒造好適米のエース「山田錦」の産地であるということ、ご存じでしょうか。

一般に山田錦は栽培条件が厳しいことで知られ、全国でも限られた地域でしか育てることができませんが、糸島の中でも山側の地域は、冷たく澄んだ山の水や寒暖差に恵まれるなど好条件が揃っていて、栽培面積は福岡県内で第1位を誇っています。
酒「晴好」では、この糸島で作られる酒米「山田錦」をどうしても使いたくて、農家さんにも協力を依頼。手を挙げてくれた若手農家・濱地さんの田園で、毎年田植えや稲刈りに参加させていただきながら、ここで収穫した酒米を酒造りに使っています。
▶酒「晴好 HARUYOSHI」ストーリー Vol.2 米農家・濱地一好さん編
これってアリ? 酒造りのテーマ
プロジェクト最大の特徴は、「福岡のいろいろな酒蔵の魅力を知ってほしい」という想いから、各回パートナーとなる蔵元が変わりバトンを受けついでいくということ。
お酒づくりにあたり、私たちは酒蔵さんに3つのことをお願いします。
- 「酒蔵さんが思う“はるよし”をイメージしたお酒を造ってほしい」
- 「蔵の特長をいかし、一期一会のこだわりのお酒にしてほしい」
- 「田植えや稲刈り、酒米づくりにも一緒に参加してほしい」
こんなワガママなお願いを快諾してくださった酒蔵さんたち。プレ版(2019BY)と01(2020BY)をうきは市の「磯乃澤」、02(2021BY)を朝倉市「篠崎酒造」と一緒に造ってきました。
酒米づくりから一緒に参加して、たくさん会話を交わして、時にはお酒を酌み交わして…。「造り手が見えると、お酒はもっとおいしくなる」って、本当でした。
▶酒「晴好 HARUYOSHI」ストーリー Vol.3 酒蔵「いそのさわ」・高木亮三郎さん編
▶酒「晴好 HARUYOSHI 02」 ストーリー「篠崎酒造」編
[晴好03について]
03は福岡最古の酒蔵「大賀酒造」

そして今回「03」の酒蔵パートナーとなったのが、筑紫野市にある「大賀酒造」です!
大賀酒造は江戸時代1673年に創業し、2023年で350周年を迎える、福岡県で一番古い酒蔵。徳川綱吉が5代目将軍となったのが1680年と考えると、歴史の重みを感じずにはいられません。現社長の大賀信一郎さん、そしてこれからの蔵を支えていく喜一郎さんが中心となって、私たちと一緒にプロジェクトを進めてくれました。

太宰府政庁とも関係がある大賀家の歴史、昔ながらの技術を受け継いだ酒造りについて、こちらで詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。
▶酒「晴好 HARUYOSHI 03」ストーリー「大賀酒造」編
2023年4月、「晴好HARUYOSHI」03誕生!
こうして、糸島の酒米が大賀酒造の手でお酒に生まれ変わり、そこに関わった人すべての熱い想いが込められまくって完成した「晴好」03。日本酒ファンはもちろん、日本酒初心者の方にもトキメキを感じてもらえるような、呑みやすく優しい仕上がりになりました。

先入観なく味わってほしいから、今回も詳しい酒質(スペック)はあえて非公開なのですが…
実は、この「晴好」03に使われたのは、2018年度全国金賞を受賞した大賀酒造の大吟醸の醪(もろみ)から摘出した特別な酵母なのです。大賀酒造で使うのも今年初めて、しかも大吟醸とこの「晴好」にだけ…というプレミアム感がたまりません。
「日本酒は“おいしい”“おいしくない”ではなく、自分の“好き”を大切に選んでもらえたら嬉しい」と大賀さんは言います。そう、日本酒も人間と同じように千差万別。恋愛と同じく、好みはさまざまなはず。でもきっと、この晴好03はたくさんの「推し」を獲得できる、と確信しております!
720m(4合瓶)lでは、通常版に加え、150本限定の無濾過生原酒をご用意。また前回までは飲食店のみに卸していた1800ml(一升瓶)も、今回より一般販売いたします。毎年酒蔵が変わっていくこともあり、売切れたらもう二度と飲めない一期一会のお酒。どうぞご堪能ください!
【「晴好 HARUYOSHI 03」製品概要】
製造者:大賀酒造(福岡県筑紫野市)
原料米:福岡県糸島産山田錦100%
※限定生産商品のため、在庫がなくなり次第終売となります
① 720ml(四合瓶)価格:2,420円(税込・送料別)
② 720ml 無濾過生原酒(四合瓶)価格:2,640円(税込・送料別)※150本限定販売
③ 1800ml(一升瓶)価格:3,630円(税込・送料別)
販売方法:店頭販売またはオンライン販売
【03取り扱い販売店】 ※随時更新
※店舗によっては在庫がない場合もありますので、事前確認をおすすめしています
- 大賀酒造/筑紫野市二日市中央4-9-1/092-922-2633
- 友添本店 / 福岡市中央区春吉2-11-18 / 092-761-6027
- 小谷酒舗 / 福岡市中央区大名1-11-13 / 092-741-2924
- こば酒店 / 福岡市中央区薬院1-12-18 / 092-741-1504
- 森江酒店 / 福岡市南区大橋2-3-18 天領コーポモリエ / 092-551-0278
- 吉塚酒店 / 福岡市博多区吉塚3-15-10 / 092-622-4335
- 備前福岡屋 カネヒコ酒店 / 福岡市南区曰佐4-11-12 / 092-582-1222
- 柴田酒店 / 福岡市西区今宿駅前1丁目10-6 / 092-806-0055
- トライアングル 次郎丸店 / 福岡市早良区次郎丸3-24-13 / 092-865-8616
- 蔵人ーCLOUDー / 福岡県筑後市野町518-1 / 0942-65-8931
- 後藤酒店 / 福岡県久留米市田主丸町恵利1149 /0943-73-1333
【オンライン販売】(友添本店)
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